封神演義

途中からきっと変な話になる。
これの原作になっている安能勤の封神演義も一応読んではみたものの今となってはほとんど覚えていませんが。自分で漫画を全巻集めたのも封神演義がたしか初めてだったような気がします。単行本読んでは一喜一憂していたなぁ、この後どうなるんだろうとか、えええこのキャラ死んじゃうの!?とか。まぁありがちな一喜一憂ですがね。1巻に比べて23巻の絵が大分変わったのも見物と言えば見物なのかしら。今の藤崎竜氏のイラストの方が当然好きだけど。なんというか、他の漫画家さんとはちょっと違う雰囲気なのかな、ファンタジ〜っていうか‥。よく分からんが。昔はとにかく太公望と天化が好きで好きでたまらなかった。天化は途中で死んじゃったけどね‥あのときも泣きそうだったな。太公望はほら、最初はぐぅたらしてるだけのアホ道士にしか見えなかったけどやるときはやるし、仙界大戦のときなんか結構痛々しくてああ〜って悶えてました。
というわけで言わずもがな、好きなカプは楊太でした。ここで白状する、なんか恥ずかしい。今とは比べものになりませんがそれなりに同人誌も集めていましたよ。当時は封神演義の本が結構あってほくほくでしたなぁ。でもこの二人に関してはどうもプラトニックな関係にしか見えなくて、そんなに周囲を憚らずいちゃこいてるのは好きじゃなかった、ような気がする。太公望は伏羲で王天君で楊ぜんの養い親と実父を殺した人だもんね〜なんかこう、葛藤とか罪悪感とかそういうの考えちゃうんだ。だからプラトニック。相変わらず訳分からん思考回路だ。今でもやっぱり好きかもしれない。ちょっとサイトとか探してみようかな。全部消しちゃったんだもんね。
と思ってサイトくるくるちょっと回って蓋を開けてみれば私が中学生くらいの頃、かれこれ7,8年前?に私が見ていたサイトがまだ残ってる‥!! わなわな、胸がドキドキして手が震えましたよさすがに。